2013年07月07日(Sun)
■ iPod touchの液晶保護フィルムをヨドバシで貼り替えてもらった。
最近、iPod touch の画面の滑りが悪くてストレスだったので、保護フィルムを張り替えた。
買ったのが日記をみると2012/11なので、正味8ヶ月使ったところ。正直、一年は持たせたかったけど、何度かキッチンで小麦粉を画面にぶちまけてしまうという失態を繰り返したので、劣化が人より早いのは、仕方ないですね…。
さて。保護フィルムの張り替えは、気泡が入ったり、ズレたりするのが不器用な人間には辛いとこ。
前にヨドバシカメラで保護フィルムを貼るサービスをやっているとどこかで見かけたので、それをアテにし、今回は店頭で一番安いフィルム(380円)を選び、レジで聞いてみた。
- 貼り替えサービスは300円で
- アフターサービスポイントでの利用可
- 時間は15分程度
ということで、頼んでみたら、予想以上に美しい出来。
フィルム380円+貼り替えサービス300円=680円だけど、気泡が入りにくいとうたうフィルムのほとんどは900円以上なので、これは結構、お得な気がした。
iBUFFALO iPhone5 専用 気泡ができにくい液晶保護フィルム 【なめらかな指すべり】スムースタッチタイプ BSIP12PFT
バッファロー
¥ 100
2013年07月10日(Wed)
■ テスト
■ wri.peが便利なので、Draftpad内で呼び出すアシストを登録した。
https://wri.peはオンラインエディタで、markdownプレビューやカレンダー、全文検索機能がついている。
詳しい説明は次を参照。
個人的にはsync with external servicesで出力されるiCal urlをiOSのカレンダーに追加してあげることで、iOSのカレンダーアプリとwri.peの連携がスムースになるのが気に入った。
また一方、iOSで利用してる便利エディタのDraftpad内で呼び出すことで、Draftpadが苦手な文書保存機能としてwri.peも相性良く使えそうな気がしたので、以下の三つのアシストを登録してみた。
Draftpadにwri.peの新規作成、検索、カレンダーのアシストを追加する
wri.pe new
draftpad://self/web?url=http%3A%2F%2Fwri.pe%2Fapp#new
- アシストのオプションをcopy allにしておく。
- 利用時、wri.peのテキストエリアにペーストが必要。
wri.pe search
draftpad://self/web?url=http%3A%2F%2Fwri.pe%2Fapp#search
wri.pe calendar
draftpad://self/web?url=http%3A%2F%2Fwri.pe%2Fapp#calendar
2013年07月11日(Thu)
■ iPod touchとカレンダーと印刷と。
Googleカレンダーが好きだ。各種デバイスに同期できるのも良いけど、一ヶ月をA4横に印刷したのが好きだ。冷蔵庫に貼ったり、ミーティングに使ったりできる。情報共有は時と場合によってはアナログな紙の方が上手くいくこともある。
先日、スマホ対応プリンタを買った。WordやPDFならば、iPod touchで印刷することができる。ミーティングのアジェンダも、レシピも印刷できる。もうPCは要らない!一瞬、意味不明な勝利をかみしめた。
その勝利は意味不明だった。
カレンダーを印刷したいと思った。夏休みに向けて、家族で情報共有するために。カレンダーアプリをみた。印刷機能がない。
次にブラウザからGoogleログインした。スマホ対応画面には印刷機能がない。画面の下にあるデスクトップ切り替えをクリックした。
「一部機能が機能しないことがあります云々」という警告が出た。それでも、プルダウンを手繰ると印刷の二文字!
期待をこめてクリックした。
画面は真っ白。
ああ…。
ノートPC を起動し、ブラウザからGoogleカレンダーを表示して、印刷をした。
iPod touchから華麗に印刷できる高揚感、そして勝利の感触はなんだったのか。
一抹の敗北感…。
2013年07月13日(Sat)
■ 『既死感』上・下 キャスリーン・レイクス
既死感〈上〉 (角川文庫)
角川書店
¥ 740
既死感〈下〉 (角川文庫)
角川書店
¥ 740
今、アメリカでオンエア中のクライムドラマに、女性の法人類学者テンペランス・ブレナンが活躍するBONESというドラマがある。huluにシーズン1-6まで入っていて、美人でクールで頭の良いブレナンがFBI捜査官ブースとペアを組み、ばっさばっさと猟奇的殺害事件を次々と解決してゆく様は、面白くてつい寝るのを忘れて見入ってしまう魅力がある。
ドラマBONESには原案があるとウェブで知り、探して今回読んだのが原案者キャスリーン・レイクスの処女作『既死感』だ。
ドラマBONESの主人公と同じ名前のテンペランス・ブレナンが主人公だけど、小説のブレナンは設定がずいぶん違って、大学生になる女の子の母親で、夫とは離婚し、カナダのケベック州の法医学研究所勤務という設定だ。そして、小説にはドラマBONESに出てきてたFBI捜査官のブースやラボ仲間は出てこない。
そんなわけで、ドラマBONESの小説版と考えてBONESファンが期待して読むと肩透かしを食らうのだけど、まったく別個のクライムミステリとして読むと、それはそれでおもしろい。
特に出版された年代に注意を払っておくのが肝で、1998年、Windows95が出てから3年後に出たのは、重要なポイントだ。
何が重要かというと、科学捜査や個人のデスクにコンピューターが深く浸透し始めた初期の時代なのだ。
2013年のクライムドラマだと、顔認識、指紋認証など派手なコンピューター・グラフィックで容疑者を絞り込んでゆく見せ方が一般的だけれど、この1998年に出た小説の中では、過去の犯罪者のデータベースがまだ構築中で中途半端な使い勝手だったり、個人が情報をまとめてゆくのにスプレッドシートを使っている様子が丁寧に書かれていて、90年代からのコンピューターカルチャー好きなわたしのような人間には萌え感情移入要素が高い小説と言える。
ミステリーとしてはどうかというと、最後に伏線の回収がやや強引な趣があったけれど、謎はひととおりスッキリするし、読後感は良い。また次作を読もうと思う。
ところで、キャスリーン・レイクスは出版社によって名前の表記が揺れていて検索しづらい。 海外ドラマ「BONES」の原作本について - Yahoo!知恵袋によれば、次のような順序らしい。
- 「既死感」
- 「死の序列」
死の序列
角川書店
¥ 1,890
- 「骨と歌う女」
骨と歌う女 (講談社文庫)
講談社
¥ 1,100
- 「ボーンズ―キリストの骨に刻まれた秘密」
ボーンズ―「キリストの骨」に刻まれた秘密
イースト・プレス
¥ 1,680
- 「ボーンズ―命の残骸が放つ真実」
ボーンズ―命の残骸が放つ真実
イースト・プレス
¥ 1,680
以下はテレビドラマ版のDVD
BONES-骨は語る- シーズン1 (SEASONSコンパクト・ボックス) [DVD]
20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
¥ 3,168
2013年07月15日(Mon)
■ 『善と悪 プロファイリング 犯罪心理分析の父、その凄絶なる冒険』ロジャー・L・デピュー
善と悪―犯罪心理分析の父、その凄絶なる冒険
PHP研究所
¥ 1,890
元FBI行動科学ユニット(BSU)チーフ、アカデミーグループAGI創設者という肩書きを持つ著者の犯罪者と戦ってきた自伝的書物。
著者がBSUのチーフに就任したのは1979年で、10年間在職した。その前は、神学校に入ったものの一年で挫折、私立高に転入して180度転換してカリスマ的なワルになり、親から自立するために海軍へ入隊。除隊後は、警察官になり、警察署長になったものの、大学で心理学や社会学を学び始め、学位を取るために学生と兼務できる少年裁判所へ転職。学位を取得してからFBIに申請書類を提出し、ワシントンDCでFBI特別捜査官としての活動が始まった。
プロファイリングは、1979年当時はまだ新しい犯罪捜査の手法で、1988年トマス・ハリスの小説『羊たちの沈黙』でメジャーになり、現在ではクリミナル・マインドなど多くの刑事ドラマで一般的な捜査手法になっている。
わたしがこの本を読もうと思ったのは、クリミナル・マインドのネタはどの辺だろう?という疑問だった。以前、登山漫画の『岳』を読み、その後たくさんの登山本を読んだ時に、フィクションだと思った事故が現実にあったと知り、衝撃をうけた。クリミナル・マインドを始めとする刑事ドラマも、もしかしたらそのように現実に元となる話があるのかもしれないと思ったのだ。
実際、この本はドラマで見たような犯罪が出てきた。けれど、それ以上でもあった。捜査官の人生もまた数奇なものだと思った。
多くの犯罪に接し疲弊した心のバランスを、家庭での妻との関係でかろうじて保っていた著者は、50代でその妻を癌で亡くし、いよいよ心のバランスが危うくなった。そこで、修道院のような神学校に入るのだ。
そして、神学校で過ごすだけでなく、ある程度、妻の喪失感が時間によって癒されると、神学校から派遣されたカウンセラーとして、刑務所でかつて自分が逮捕してきたような犯罪者と面談するようになる。
犯罪者とのカウンセリングで劇的に相手を回心させたということは残念ながらない。悪そのものになった人間のどうしようもなさが描かれているのだが、そこで違うのは著者の善悪に対する姿勢だ。この世には悪しかない、悪だらけだと悲嘆するのではなく、悪と同じように善がある、と、信じられるようになっている。この思索部分、わたしは好きだ。
プロファイルは、やっぱりわたしにはなんでその現場や証拠を分析すると、犯人像がそう導きだせるの?とまるで魔法を見るような視線で見てしまうのは、この本を読んでも変わらなかった。けれど、ドラマのクリミナル・マインドで、犯罪に疲れたベテランの捜査官が引退してしまうのだけど、その心境の裏付けのようなものはこの本から得ることができて、満足だった。
2013年07月22日(Mon)
■ 7月のhulu
huluは相変わらず流しっぱなしなのですが、以前より集中力切れたというか、おもしろい作品を見尽くしてしまった感があってザッピングしまくっていたら、"弁護士イーライの不思議な日常"と"Life真実へのパズル"がどうにもごっちゃになってしまったり、キャラが魅力的な"クローザー"はネタがあのドラマこのドラマで見たような気がしてもう一つ入り込めなかったり…。
そんな中から印象に残って続きがhuluに来たら見たいドラマを記録します。
フリンジ
FRINGE/フリンジ <ファースト・シーズン> コンプリート・セット (6枚組) [Blu-ray]
シーズン1視聴。FBI捜査官ものだけど、現代版X-ファイルのような超常減少もの。ドラマ全体に仕掛けられた設定が大きくて、もう少し見ないと把握できないムズムズ感あり。
レバレッジ ~詐欺師たちの流儀 ★★★
シーズン1-3視聴。指令官、詐欺師、盗人、武闘派、ハッカーと得意分野を持つ詐欺師たちのグループが、善人のために悪人から何かを奪還するドラマ。基本的に一話完結ものだけれど、回が深まるにつれ人間不信な気質のあるメンバーが仲間に信頼するようになったりという変化がじわじわと感動する。
‼ CHUCK/チャック ★★★★ CHUCK / チャック 〈ファースト・シーズン〉コンプリート・ボックス [Blu-ray]
シーズン1視聴中。スタンフォード大を中退し、家電量販店に勤めるチャックがある日、国家機密を脳内にインストールしてしまう。それから何か映像を見るとそれをトリガーに機密データがパッと浮かんできて、犯罪者などが特定できる能力を得る。そこで、CIAとNSAから工作員がチャックの警護にやってくる。
家電量販店の日常と事件の非日常のバランスが良くて、ラブコメあり、アクションあり、で、アクションもそんなにグロテスクなものはないので、これならこどもも一緒に楽しめるかも。
2013年07月30日(Tue)
■ tDiaryが4.0.0、メジャーバージョンアップ
昨晩遅く、コミッタさんが作業してくださり、この日記で使っている日記エンジンtDiaryのメジャーバージョンアップが行われた模様。
今回は作者のたださんやコアコミッタのhsbtさんではなく、machuさんが作業してくださったようで、長年tDiaryの流れをウォッチしてるわたしとしては、複数人で安定してバージョンをあげてゆけるコミュニティの状況に、ただすばらしいなと感嘆することしきり。
追記
ここの日記環境は、さくらインターネットのレンタルサーバなのだけど、野良ビルドで、ruby1.9.3、git、rubygemsを入れてあるものの、tDiary4.0.0はまだうまく動作しないので、とりあえずtDiary3.2.2で。
■ お騒がせしましたが、tDiary4.0.0にアップデートできました。
tDiaryのエンジンは4.0.0から(それ以前から傾向はあったけれど)、大きく分かれて、2つの版があるようにわたしからは見えます。github版はgit、bundle、rack必須、tdiary.org版はgit必須になったのが3.X.Xとの違いでしょうか。
- github版 https://github.com/tdiary/tdiary-core
- tdiary.org版 http://www.tdiary.org/
今まで、わたしはgit pullでgithubのさきっちょ版を取ってきていたのだけれど、tDiary 4.0.0から、rubyのほか、git、bundle、rackがそろってない環境ではgithub版は動かなくなったようです*1。さくらのレンタルサーバをこの日記は利用しているのですが、admin権限がないし、シングルユーザだし、なかなかbundleやrackまで揃えるのは難しい感じです……。そこで、tdiary.org版の基本セットをもってきて解凍して、1箇所エラーが出たので修正して*2入れたところ、無事アップデートできました。
さくらのレンタルサーバでがんばっている人は、tdiary.org版をおすすめします。
参考までに修正したのは次の箇所です。gitのpathが通ってないよ!と怒られていたので、対処療法としてフルパス書きました。汎用性ゼロです。
エラーメッセージ
There was a Errno::ENOENT while loading tdiary.gemspec: No such file or directory - git ls-files from /home/user/local/tdiary/tdiary-v4.0.0/tdiary.gemspec:16:in ``' (Bundler::GemspecError)
修正
which git /home/user/local/bin/git vi /home/user/local/tdiary/tdiary-v4.0.0/tdiary.gemspec 16 spec.files = `git ls-files`.split($/)
↓
16 spec.files = `/home/user/local/bin/git ls-files`.split($/)
2013年07月31日(Wed)
■ ドックヤードガーデンのプロジェクションマッピングを観てきた。
昨年あたりから流行っているプロジェクションマッピングを、みなとみらいドックヤードガーデンまで観に行ってきた。
プロジェクションマッピングというのは、建物や建造物に直接、映像を投影するもの。建造物の凹凸を活かすと立体的に映像が浮かび上がり、それが動きをもつので、空を飛んでないのに空を飛んでるような、海に潜ってないのに海に潜ってゆくような効果をもたらす。
今日観たドックヤードガーデンのプロジェクションマッピングの公式サイトはこちら。
イントロのドックヤードの凹凸を活かしたパートは、天空の城ラピュタで飛行石を台座にはめた時に動作するあのラピュタの動きを彷彿とさせ、それが体感的に迫ってくるのだから楽しい!
けれど、テーマが横浜の歴史物語になってて、人物が入る場面が多数あって、人物の動きは投影する建造物にもよるけれど、プロジェクションマッピングという手法にはあまりあっていないんじゃないかなーと感じた。
夜のみなとみらいは独特な雰囲気で、もっと来ないとなー、と思ったよ。