2014年04月15日(Tue)
■ 汚い字の恵み
授業参観と懇談会があって学校を見てまいりました。
こどもの教室の廊下側に、詩を写したものが並べてあって、どう見ても、わたしの子の字は汚い…。
思わず呻いてしまったのですが、考えてみたら、わたしも夫も、また、わたしの両親も字が汚くて、これは仕方ないかなぁ、と。
さらに、考えてみたら、一般人にしてはややわたしはコンピュータが使える方だと思うのですが、最初は中学生のころ、あまりの自分の字の汚さに嫌気がさして、ワープロや英文タイプに手を出したところが始まりだったし、その結果、多少、IT業界でプログラマとして働いて報酬を得るに至ったこともあったので、汚い字というのは、わたしにとって、恵みだったな、と、思うのです。
でも、やっぱり字はもう少しうまくなってほしいのも親心。
そんな風に思いながら、こどもの学習の隣に座ってそれとなく字がうまくなるといいねぇ、などと言っていたら(いや、もしかしたらもっと直接的に字が汚いんだけど…と、言ったかもしれない…)、こんな返しをされました。
「先生たちってすごいね!どんなに汚い字でも読める達人だね!」
……その発想は無かった。