2013年11月05日(Tue)
■ 『春さんのスケッチブック』 依田逸夫 著
中学受験に失敗した男の子が、信州に住む大叔母のもとに、新幹線を使って家出し、無言館を訪ねる物語。
アマゾンの本の説明がなぜかマーケットプレイスの書籍状態の説明になっているけれど、良い本でした。
無言館は、第二次世界大戦時に戦死した画学生たちの遺作などが飾られる実在する美術館です。
思春期に入ったこどもが、中学受験失敗や重い歴史を受け止めることを、淡々と描いてて、その部分や文章の運びは読み聞かせる本としては、良かったのですが、淡い恋パートがめちゃくちゃ恥ずかしくて、わたしとしては読み聞かせギリギリのラインでした。(すごい棒読み状態だけど、小4女子は興奮MAX T_T )