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shinoのときどき日記


2011年09月25日(Sun)

アイロンを使った本の解体を試してみた。

ScanSnap S510を有効に活用するために、自宅の書籍をどの程度まで扱うか目安にするために、漫画のスキャンを実験してみました。

今回のやり方は、漫画の背表紙についている糊を、アイロンで溶かすという方法です。

結果から言うと、わたしはアイロンを使う解体は、ScanSnapを痛めることが多くなりそうなので、やめておこうと思いました。

16冊ほど、漫画を解体しました。手順は、カバーを外して、背表紙にぴったりと背をアイロンにあてる。少しそのまま待つと、背から糊がふつふつふつっと泡だって盛り上がってきます。アイロンの熱で糊が溶けてきた証拠です。アイロンはテフロン加工してあるものですが、熱いうちに糊をふきとればきれいにとれますが、それでもやはりなんとなく糊がアイロン面に残る感じがします。

背をかぱっとはずすのですが、この時に糊がすごく糸をひきます。これを手早くきれいにまとめて捨てます。それでもちょっと糸があちこちにはりついて残る感じがします。これがスキャンするときに、スキャナの読み取るところにはりついたりします。

次に、ロータリーカッターで切断します。切断するときはよく冷ましておかないと、糊が刃についてしまいます。

糊をアイロン熱で溶かす方法は、月に一度、雑誌を1,2冊する程度だったら丁寧に除去してという作業も苦にはならないかもしれないです。けれど、まとめて10冊以上を扱おうとすると、あっちこっちに糊の糸が残って機材を傷める感じになるので、わたしには無理だなと思いました。


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