2009年07月01日(Wed)
■ 世界に言葉を書き加える。
2009年06月30日、ひとつの言葉が世界に書き加わりました。Twitter議員- Wikipediaです。
この日、Twitterと政治を考えるワークショップ-GLOCOM*1というイベントが都内で行われ、そこに参加していたtwitterユーザが実況中継をどんどんtwitterに投稿しました。その一部は#twpoというハッシュタグがつけられ、ここで一覧を見ることができますTwitter / Search - #twpo。わたしは、会場ではなくネットでそのタグを見ていたオンラインの一人です。
また、#twpoタグをつけた発言は、来場者の中継をみていたオンラインの人々の反応も随時投稿されていきました。途中から、遠隔地にいたTwitterを利用している議員の方も発言しはじめます。
これをリアルタイムで体験したときはすごいなぁ、と、思いました。わたし個人からみたら遠隔地でやっているワークショップに、また別の遠隔地にいる議員さんの感想のつぶやきがオンタイムで見えるtwitter!そんな議員さんはぜひfollowしたいものだ。そして、#twpoを眺めていて、ふと、shinoの心によぎった疑問。
どっかに日本の政治家・議員tiwtter一覧ってないのかな? #twpo
[Twitter / shinoより引用]
直接的なreplyではなかったのですが、ほどなくして、遠隔地にいる議員の方からこんなtwitter投稿が入りました。(直接的なreplyではありません。この点は強調しておきます。単なる偶然だったのかもしれない)。
Twitter議員は、今のところ岳さんと私、逢坂だけのはず。 #twpo
[Twitter / 衆議院議員 逢坂誠二より引用]
*2この投稿を見た時、Twitter議員!これはなんかすごい!と、思ったのは、わたしだけではなかったようで、何名かの方がretweetされてます。(ちなみにTwitter議員という単語自体は、あとから調べてみたら6/9あたりまでは遡れました)。
「Twitter議員」と「Twitterをしている議員さんのリストがやっぱり欲しい」の2つがまざり、ひらめいたのが「そうだ。世界の大百科・WikipediaにTwitter議員 - Wikipediaというページをつくって、そこにリストを乗っければ」というものでした。
いや、その一瞬のひらめきのあいだには、「うーん、リストをメンテしつづけるのはひとりじゃ面倒だよな」→「だったら共同編集できるwikiがいい」、「wikiを使うにしても、なるべく人目について、公共的な要素の大きいwikiはどこだろう?」→「YukiWiki……じゃなくて、Wikipediaか」という計算がありました。
また、とりあえず、作ってみる。リストやページが、おかしかったり、やばかったら、誰かが削除したり、編集するだろう、という「ひとりだけの判断ではなく、公共のニーズにゆだねる」という計算も加わり、さくっと、Wikipediaにページを作ったのがこれです。Twitter議員の最初の説明書きは「twitterを利用している、日本の議員。」という簡単なものでした。
そうしたら、約20分後に即時削除の警告がきました。これは「あちゃー、やっぱり政治的かつ政治家が結びついてるページはやばいんかなぁ」と思いました(わりと小心者デス。政治とか政治とか政治とか、すごく疎い世界に生きています)。そうしたところ、twitterで、Wikipedia文化に詳しい方から「さすがに、出典不足です。」という指摘が。「あー、なるほど、リストの内容というよりも、ページ名・言葉の出典・典拠が示されてなきゃ、そりゃ、勝手な捏造語彙だと思われて、公共性の高い場所だと削除されるよなー」と納得。
一瞬、小心者は、うろっと、別の場所にリストを作ろうかと模索したのですが、今回の場合は、公の人が発した単語がもとだったし、リストメンテの面から考えて、「やっぱり公共性の高いWikipediaに言葉をちゃんと作っておいたほうがいいかもナ」と判断して、指摘された点を改善すべく文章を考え、出典リンクを貼りました。
これで思ったのは、Wikipediaでは「即時削除」の警告を出されても、その理由がわからなければ改善余地が判断しづらい。というところですね。Wikipediaコミュニティにはわたしはあまり関わりがないので、twitterで指摘してくださった方のひとことがなければ、他のwikiにうつって、自分でWikipediaのページを削除しちゃってかも。
ともかくも、Wikipediaのページの中の書式(MediaWikiの記法)がよくわからなくて、2時間くらいかかっちゃいましたが、途中で、情報を追加してくださった小人さん(wikiでは匿名で記事を訂正・改善してくれる人を小人さんと言います)がいたりして、そうしたところ、即時削除の警告を取り下げてくれました。ホッとした。
まぁ、まだ、Twitter議員 - Wikipediaリストを、今後増えていった場合、どう分類するかという議論は出てくるでしょうが、まず用語を公に出して、リストを提示するという目的達成については、初回としては上出来なほうではないでしょうか。
個人的には「wiki(Wikipediaに限らず)は、やっぱり楽しい!」です。うん。今回はtwitterでページ作成の時のことをいろいろつぶやいてたのですが、ページとわたしの発言を見てる人の反応とかもリアルタイムで手応えがあったのがより楽しかったですね。「twitterとwiki」で、一回、Wikiばなやってもいいかもな……。(が、たぶん、そのためには、twitterで会話しつつwikiのページを作る事例がいくつか出てきてからだな)
*1 Picasa ウェブ アルバム - Twitterと政治を考えるためのワークショップ - Twitterと政治を考えるためのワークショップ
*2 たぶん、衆議院議員の逢坂氏は、この発言では、twitterをやっている「国会議員」は2名という意味で書かれていると思うのですが、Wikipediaの「議員」の項目を見ると、「議員(ぎいん)とは、国や地方自治体に設置されている議会、及びその他の議決機関を組織し、その議決に加わる資格を有する者。」とあるので、Twitter議員のページのリストは、国・地方自治体両方の議員をターゲットにしてみました。
■ Wikipediaって難しいなぁ。
と、思っていたら今度はTemplate:独自研究 - Wikipedia、「この記事には『独自研究』に基づいた記述が含まれているおそれがあります。」という警告がだされました。これは何だろう?