2008年03月28日(Fri)
■ Wikiの構造を追えるような何か。
この生来の「絶え間ない変化による無政府状態」が、構造に大いに影響を及ぼしています。事実、大抵のWikiの構造は本質的に一時的なものです――たとえるなら砂丘に似ています。つまり、見たところ頑丈そうですが、展開によって独りでに微妙に変わっていきます。
この前、tumblrの方で、ポストRSSの話題があがってたので、なんとなく上記の部分と(わたしの中で勝手に)リンクしてしまい、
サイトの「構造」部分の更新とか履歴をうまく扱えるような「何か」が出たら、「あ、ほんとにポストRSS時代だ」って思える。
と、postしたらすかさずたろうさんに
その「何かの発信」はおそらく(Webコンテンツとは別だと思うのでfeedとは呼ばれないため)「ポストRSS」とは呼ばれない
と、言われました。
確かに。
ただ、もう少し、考えてみたら、Wikiそのものが、「構造」部分の更新とか履歴を、うまく発信するような機能をもんじゃなくて、やっぱり今吐いてるfeedレベルにしといて、readerの方がもっと進化して、feedを蓄積して、解析して、表現してくれるといいんじゃないかなーとか思った。
いまのreaderは、GoogleReaderとLDRはfeedの蓄積をやっているけれど、どちらかというと、RSS Readerというジャンルは、更新通知のサービスとしての認識のが強くて、蓄積したものを(検索用途に利用はしてるけれど)、加工して表現というところにはいってない。ので、そこら辺に進化の余地があるかな?と。
冒頭に、WikiWayから引用しましたが、「見たところ頑丈そうですが、展開によって独りでに微妙に変わっていきます。」というWikiの構造の動きを、RSS readerで追えるようなインタフェースがあるといいなぁ、と。(feedを蓄積してるなら、変化そのものは蓄積しているはずだから)。
追加。とか、考えたんだけれど、RSS Reader側で単純にfeedを蓄積したくらいじゃ構造は追えないなぁ。ページの分割や結合が追い切れないから。やっぱりたろうさんが言うように、Wiki側で何かを発信してやる必要があるんですね。