2014年09月21日(Sun)
■ 四歳のころ、森のなかで。
人の記憶は3歳ころから繋がり始めるみたいで、初めての記憶、そして、それから幾つかの象徴的な記憶が断片的に、時折、鮮明に浮かびあがってくる。
初めて、神様を知った時の記憶を思いだしたので、記しておく。
それは四歳のころ、ある秋の日、森の中を散歩してた時のこと。
とつぜん、クリスマスの喜びがわいてきたのだ。
世界にはクリスマスがある。
昔から。そして、今年も。また来年も。ずっと。
それは、サンタさんから無条件にクリスマスプレゼントをもらえるという喜びだったのだけれど、その喜びは森の木立からみえる青空いっぱいに広がって、そうだ、世界中に神様が贈り物をしてくれているのだ、世界中の子どもたちがみんな神様から贈り物をもらっているのだ、だから、世界は大丈夫だという確信になった。
あの青空いっぱいに広がるひろびろとした喜びの感覚は、その後すぐ、カトリックの幼稚園のクリスマス礼拝で、神様がこの世にイエスさまをくださった喜びなのだということを知った。
神は、実に、そのひとり子をお与えになったほどに、世を愛された。それは御子を信じる者が、ひとりとして滅びることなく、永遠のいのちを持つためである。(ヨハネ3:16)