2014年04月05日(Sat)
■ 『治りませんように』 斉藤道雄 著
勉強をしてるこどもの向かいで、本を読んでいたら、「お母さん、その本のタイトル、治りませんようにって、変なのね」と尋ねてきた。
そうねぇ。なんと説明しようかしら、と、一瞬、悩んで、こう応えた。
一生、治らない病気があってね、その病気と一緒に生きる時、治りますようにって思うと、病気の今が辛くなってしまうの。それに、その人は病気があることで、たくさんの仲間が出来たりして、もしも、病気が治ったらその仲間たちと別れなくてはならなくなる。そうしたらさみしいし悲しいでしょう。だから、病気の自分や仲間と一緒に生きるために、治りませんようにって祈りながら生きるような人たちもあるの。イエスさまも、病の人を癒す時に、いきなり癒やさないで、癒されたいか?癒して大丈夫か?って病人に尋ねて、癒されるんだよ。
それで、通じたかどうか。こどもは「わかるようなわからないような」と、首を傾げて、勉強に戻る。
■ "Welcome Japan"って言えた日。
世界一周系ブログを読んでて、いいなぁって思ったのは、異国の地に来た通りすがりの人に、ウェルカムって言う現地の人々。
いつか真似したーい!と思ってて、今日、ついに実践できたー!わーい。完全、自己満足です。でも、街中で外国の人と会話するのにどうしたらいいのだろうって、考え込んでしまう人も多いと思うので、下手な一例として日記に記しておきます。
台湾の方々だったのだけれど、外見は日本人にも見えるし、地図を差し出して行きたいところを指差しされたのだけど、うまく言葉が通じなくて、最初、日本人のろうあ者か、外国人かわからなくて焦りました。
「日本語で大丈夫ですか?」って聞いてうまく通じないようなので、"English OK?"と英語にしたら、通じました。
何人なのかなぁってのは気になって、"Where are you from? Chinese?"って聞いたらちょっと複雑な顔をして台湾って言ったから、"Sorry!"ってすぐ誤りました。台湾の人に中国人かという質問は失礼でしたね。隠さないで答えてくれて良かったです。
何人ですか?ってどう尋ねるとスマートなのかなぁ。わたしの少ないボキャブラリーで。また機会がある時まで、考えておきましょう。
行きたいって言われた場所は、歩いて数分だったので、案内して別れました。