2013年10月14日(Mon)
■ 横浜下町散歩。
野毛界隈。
吉田町商店街。最近は若者に人気あるらしく小洒落たカフェやバールが立ち並んでます。
伊勢佐木町。
金物屋さんのショーウィンドウ。猫がたまに陳列されているらしいですよ。この時は猫、いませんでした。残念。
韓国系の商店多めな横浜橋商店街。魚屋さん多くて安い。紅鯛4尾1000円…買えば良かった。心の中でゴローさんのように「いいぞ。いいぞ」と思わず呟いてしまう。
まだこんな昭和な本屋さんが横浜にあったんだ!と、興奮する佇まいなのだけど、よく見ると、麗人なポスターがたくさん貼り出してあって、何かの聖地的オーラが伝わってくる。
謎の書店さんからもう少し真っ直ぐ行くと三吉演芸場。先ほどの麗人のポスターはここで繰り広げられる大衆演劇という種類のお芝居のもので、この劇場は大衆演劇のハリウッド的存在らしいですよ。
大衆演劇って知らなかったのだけど、歌、芝居をお腹いっぱい見せてくれる芸能らしい。基本、男性のみの構成で女性は男性が女形になるのですね。
料金は2000円ちょいとお手頃なので、そのうち機会があったら見に行ってみたいです。
あと、ふと思い出したのだけど、北島マヤが母親と中華屋のバイトしてた頃、ラーメンの配達中に「ちょっとだけ…!」とか立ち寄って見惚れてた演劇ってもしかしてここがモデルかしら。どうでしょうね。
この後は写真ないですが、中村川沿いを歩いて石川町へ。中村川沿いは、今の時代に珍しい「空室あります」の看板だした昭和なアパートがちらほら。寿町の隣町だし、昔は中村川には水上生活者も結構居たので、横浜に流れてきた労働者が辿りついたのかしら…。空想がいろいろ広がります。
昔はその水上生活者のたむろする船や廃棄物などで、他所者が入りこんではいけないようなオーラがあったのですが、今はそのオーラも薄れてました。結界が薄くなったのでしょうか。それはそれで少し残念なような。
そして最後に辿りついたのは山手トンネル。日本でも相当、古い部類に入るトンネルじゃないかな。緑が生茂った魅力ある佇まい。ここをくぐると本牧、山手エリアへ続きます。
おまけ。今回の散歩ルート。