2013年01月24日(Thu)
■ 最近は家計簿分析しています。
羽仁もと子形式の家計簿を買い始めて五年目。昨年は、とうとう、通年記帳ができました。と、言っても紙の家計簿ではなく、デジタルに記帳しています。
最初のうちはWindowsの表計算ソフトを使っていたのですが、11月に溜め込んで1ヶ月分記帳したデータがなぜかきれいさっぱり消えてしまいました。ぎりぎり、費目別集計表はPDFにしてたので、費目の合計金額はのこったのですがね…。ファイルもなんどもクラッシュするし、ちょっと怪しげなので、12月からデータ入力はiOSアプリの残額メモに切り替えました。
残額メモの良い点は、手のひらサイズのデバイスなので、その場で記帳できる点。また、財布(現金)、電子マネーカード(SuicaやEdyなど)ごとに口座を分けて置くことで、それぞれの残額が把握しやすいことです。ついでに、入力項目に対して費目をふりやすいのも快適です。
一方、残額メモに足りないのは、予算機能。また集計のグラフ機能。それらを補うために、支出管理とiComptaという二つのアプリを使ってみています。どちらも得意な方向性が異なっていて、でも、それぞれ、ちょっと足りないところもあって、どちらにするか迷いつつ、今は両方に残額メモからのデータを流し込んで使い勝手を実験しています。
というわけで、今月は、羽仁もと子形式の家計簿の仕様を理解しつつ、必要な機能などをマインドマップでまとめています。そして、手始めに、残額メモの出力メールを受け取ったら、支出管理とiComptaのインポート形式のフォーマットに変換するプログラムを書きました。(公開するかは未定)。
そして、友の会*1で必要な集計や羽仁もと子家計簿にある繰越金計算などの機能は、iComptaにも支出管理ではできないので、rubyを使ってこれから実装しようかなと考えているところ。
それにしても、個人が自分に密着した千件単位のデータを処理する機会はなかなかないので、この家計簿データとプログラミングは、とてもおもしろいです。
今日の画像は分析中の家計簿マインドマップです。
*1 羽仁もと子の発刊した雑誌、婦人之友の読者団体で、家計簿についても、付け方を教えてくれたり、食費など会員内で統計をとって出してくれるので、自分が改善できることがより具体的にわかりやすくなる)