2012年03月11日(Sun)
■ RICOH CX4 で宇宙の底に居るような青空を撮りたくて (2)
C-PL フィルターが届いた。小さな丸い容器に、小さなレンズがちょこんと入っていた。
裏と表の見分け方は簡単だ。どちらにもネジがきざんである。ネジ溝が外側についてるオスが下で、ネジ溝が内側についてるメスが上。メスも着いているということは、このC-PLフィルターにさらに何か別のフィルターやステップアップリングが付けられると言うことだと予想する。
それはさて置き、さっそくフィルターをCX4のレンズの前にかざして何枚か写真を撮ってみた。
ところが難しい。いろいろみたウェブの事例ではレンズの前にかざすだけでも良いとあった。わたしのフィルターは37mmと径が小さいこともあるのだろう。かざすときにC-PLフィルターをもつ手が写り込む。また、C-PLフィルターの本体が丸い縁取りのように画像に入り込んでしまう(これをケラレという)。
- フィルター未装着。水面に反射がある。
- フィルターをレンズ前にかざす。水面の反射軽減。しかし手が写り込んでる(恥)
そして、C-PLフィルターの役割は、光の反射を抑えて、水面から水中を撮ったり、空の青さをより深くすることにあるのだけど、この反射の具合を調整するには、レンズにかざした状態でフィルターの先をくるくる回す必要がある。
どうやら手でC-PLフィルターをレンズ前にかざすだけというのは、肝心の効果を期待し、ベストな調整で撮影するには不向きだとわかった。
ステップアップリングを改造してレンズ前に固定したうえで、C-PLフィルターをネジこんで使う必要があることが、よくわかった。