2011年08月07日(Sun)
■ tDiaryのテーマをUTF-8にしてみた。(2)
先日、tDiaryのテーマをUTF-8にしてみた。その続きで、今回は、確認方法編です。(確認はまだです)。
ちなみに、githubのtdiary-themeリポジトリはhsbtさんがUTF-8化に対応してくれたみたいです。あと、残っているのは、tdiary-core/theme配下とドキュメントとthemebentch.rhtml対応ですね。それと重要なのは、コミッタの方々の合意ですね。
ただ、そこへ急ぐ前に、UTF-8化したCSSでの見栄えの確認をしておいた方が良いと思いましたので、今回はその部分について書きます。
確認方法は、3段階あります(まだあるかもしれないけれど)。
1.日記表示部分でのテーマ切り替え
ひとつのテーマを作り込んでいく場合には必要がないかもしれませんが、ある程度の数のテーマを確認するには、日記表示部分でテーマを選択して切り替えられるプラグインがあると便利です。
現在のthemeに入っているthemebench.rhtmlは、charsetがEUC-JPで固定されていて、UTF-8化したテーマには利用できないので、別の手段を考えます。
捜してみたところ、tDiaryのcontribに入っていたselect_theme.rbでそれが実現できます。
2.テーマ確認用tDiary
また、select_theme.rbを利用するには、自分が実際に日記を公開しているtDiaryではなく、ダミーのデータを流し込んだテーマ開発用のtDiaryを立てると良いと思います。 わたしは自分の使っているマシン上に立てました。
用意するtDiaryはせっかくなので、1つではなく1カラム用と2カラム用の2つくらい用意しても良いでしょう。(←まだやっていない)。
また、用意したtDiaryには、ある程度、ダミーデータをいろいろなパターン登録しておくと良いですね。WordPressでは、テーマ開発用にダミーデータを用意しているらしく、今後、tDiaryでもそんなダミーデータ配布セットがあると良いのかもしれません。(←もちろんまだ作ってない)。
3.ブラウザ用意
Google ChromeとFireFoxはアクセス解析を見るとだいたい最新のものを使っている人が多いのですが、IEは、IE6~9までまちまちです。
そこで、IEはIETesterというツールを使うと、各種IEバージョンでの表示ができて確認に便利ということがわかってきました。
また、自分のマシン上でVMWareを使う場合、ブリッジ接続というモードにすると、同一セグメント上にいる他のデバイスなどからも確認できます。
以上、理想と現実がごちゃまぜになった確認環境ですが、CSSのUTF-8化ができたら、次は、tDiary全体で言語の切り替えを設定画面からできるようになるのを目指すと、世界中にtDiaryユーザがもっと増えるかもしれないですね。