2011年03月10日(Thu)
■ 聖書の学び会、4年かけて1つめのテキストを終えられました。
教会で、3人で、聖書を読む学び会を4年ほど続けてます。 今日、最初の一冊のテキストを終えることができました。 テキストのテーマは、アブラハム、ヤコブ、モーセ、ダビデ。 な、長かった!でも終わるものですね。しみじみ…。 (聖書を読むことは終わりませんが、ひとつのテキストを終えられたという達成感に今日はちょっとしみじみしていました)。 最初から終わりまで、導いてくれたイエスさま、そして、共に歩んでくれた仲間に感謝です。
もしかしたら、どなたかの役に立つかもしれないので、 参考程度に、わたしたちの学び会のスタイルを記しておきます。 これは、あくまでも参考程度で、これが絶対的な学び会のスタイルではありません。
この学び会は、2時間程度の集まりで、 前半一時間は聖書を学び、後半一時間はお茶会です。 基本的に週一回開催、けれど、こどもの長期休暇や行事の時は それにあわせておやすみするという、ゆったりしたペースで続けています。
前半一時間の学びは、次のようなプロセスですすめています。
- 司会者の確認(3人で回り持ち)
- 司会者によるはじまりのお祈り
- 聖書輪読
- テキストで指定された箇所
- 輪読は、3人で1節ごとに音読
- 読む聖書は、3人とも、異なる訳の聖書(口語訳、新共同訳、新改約)
- 内容は同じなのだけれど、表現が異なることがある
- 時には節がズレていることもある
- たまにそういったことを確認しあいながら、読み進める
- テキストの問題を1問ずつ考える
- テキストの質問を司会者が読む(そして、なるべく聞き役にまわる)
- みんなで質問に対する答えを聖書から探す
- よくわからない箇所がある場合、だいたい次のような順番で答えの糸口を探す
- (1)聖書の脚注に示されている参照箇所を読む
- (2)英語(NIV,NKJV)などの表現を確認する
- (3)さらによくわからない場合は、辞書を引く
- (4)必要があれば聖書の付録の地図を参照したり、聖書の事典を確認する(でも参考程度)
- (5)あまりにもわからない場合は、わからないままにする
- 次回の日程の確認をする
- 次回の司会者がおわりのお祈りをする
後半1時間はコーヒーと茶菓子をいただきながらフリートーク。 いろんなお話を交わしてきました。
ところで、教会内で、さらに小さなグループになって学び会うというのは、 2005年に出会ったこの本がきっかけで、信仰にとって、その重要性を知りました。
1999年に洗礼を授かったわたしですが、 教会内で親しく話せる仲間もいず、 ひとりでふらふらしているクリスチャンでした。 2005年に、この本によって、自分がクリスチャンの仲間に飢えているということに気づきました。 信頼できて、祈りあえ、信仰をシェアできる、小さな仲間が、(おおげさでなく)自分が生きるのに、必要だったのです。 スモールグループが自分にも与えられるように祈って求めた記憶があります。 そして、2007年の後半ごろから、今の仲間が与えられ、学び会(スモールグループ)を始めることができました。
この仲間と学び会がわたしにぴったりだったのは、ともかく、聖書を「読む」ことにとても熟練していたということです。 教会内には、いろんな賜をもった方がいます。ある方々は音楽だったり、ある方々は料理だったり、 ある方々は手仕事だったり、そうした賜をさらに活かせるようなグループの在り方もいろいろとできると思います。 今回は、「読む」志向性の強い仲間が集まれて、本当によかったです。
また、『スモールグループから始めよう!』を翻訳してくださったはちこさんにも感謝です (^_^) 本当に、祈って、それが御心ならば、神様はおしみなく与えてくださる方ですね。すばらしいですね!