2008年06月05日(Thu)
■ マニュアル化しない。
昨日、ちょっと不思議な言葉を聞きました。
「マニュアル化しない」。
わたしはどちらかというと情報処理系の中にいるので、何かというと、「マニュアル化するには」ということを考えがちです。
それは、子ども達の献立を考える一工程だと思うのですが、(わたしの娘が通う幼稚園は、親が当番制で給食を作ります)それを聞いて、ふと、その「マニュアル化しない」の裏に隠されたことを考えました。
つまり、「人に聞く」ということです。マニュアル化したら人に聞かずに自分で判断したり計算したりしてできる。けれど、あえて、その部分を「人に聞きつつ」判断したり、計算したりして、答えを出していく。
子どもの状況は変化に富んでいます。また、いま、物価の上昇で食費などもいろいろと工夫が必要です。
マニュアルを前にひとりで悩んでいたら、答えが出るのが逆に遅くなる場合もある。また、集合知を得にくくなる。さらに、みんなのイニシアティブが取りにくくもなる。
ある工程をあえて「マニュアル化しない」こと。ってのが、結構、物事を進めるのに重要かもな、と、これは結構、わたしの中で大きな発見でした。