ともかく情報量が多いのだと思う。処理すべきことがたくさんある。肝心のことはできていないのに。
脳みその中がとっちらかったような感じで、ざわざわ、ざわざわとする内面。
言葉にならないひずみ。
言葉にすることは避けたほうがいい。
静けさが、ほしい。
ひとりきりの孤独ではなく、誰かと静かにつながるような、静けさ。
存在を感じて、その交わりに身をゆだねる、静けさ。
そんなときには想像する。
猫の存在。
猫になりたいのか、猫がほしいのか。
猫、その体温を想像する。その呼吸を想像する。
架空の猫でも、いないよりはいい。